旭光通信システムについて
About Us
「旭光」の由来
History
弊社は、終戦後まもなくの1946年、東京銀座松屋前の焼けビル5階で、電話交換機のオーバーホールの仕事を主な生業として創業しました。徹夜明けの仕事が終わるころ、一面焼け野原の彼方に橙色の輝く朝日が昇るのを見たとき、それは「輝く明るい未来」と「エネルギー」の象徴であり、会社の未来もそうありたいという想いの中で「旭光」と名付けられたのが旭光通信の始まりです。
創業当時の想いを受け継ぎ、今日では、鉄道や高速道路を代表する交通インフラのさまざまな「通信」を支える通信機器メーカーへと姿を変えました。
事 業 領 域
Business Domains
鉄道通信
鉄道信号
道路通信
指令電話システム・
インターホンシステム等
列車接近表示器・
監視カメラシステム等
非常電話・
双方向TVインターホン等
鉄道通信
Railway Communications
鉄道の通信機器は、列車を安全・円滑に動かすために必要な設備です。指令連絡・旅客サービス放送・業務連絡といった用途で使用されています。
駅職員から利用客まで、鉄道を使う全ての人が利用する弊社の通信機器は、駅構内やホームなど、身近な所で見かけることができます。
指令電話システム
指令電話システムは、列車が遅延した時の運行整理や、事故が起きた場合に緊急対応するためのシステムです。運行を管理する指令施設から各現場(駅・車庫など)に指示を出す際に駅係員が使用します。
インターホンシステム
インターホンシステムは、利用客が駅で券売機の使い方が分からなかったり、ホームで不審物を見つけたときなど駅係員の助けが必要な場合に、事務室の駅係員と通話をするためのシステムです。駅の券売機やホームドアなどに設置されています。
音声呼出電話機
音声呼出電話機は、その名の通り音声(人の声)で相手を呼出して通話することができる電話機です。電話機同士をつなげ、1対1やグループ通話で、施設内の業務連絡・業務放送で主に使用されています。
鉄道信号
Railway Signals
鉄道の信号機器は、列車を安全に運行させるために、色や音で注意を促す役割を担っています。弊社では、鉄道通信事業で培った技術を応用し、列車接近表示器や監視カメラといった信号製品を提供しています。
線路沿い・踏切・ホームなど、あらゆる場所から列車の運行を支えています。
列車接近表示器
列車接近表示器は、駅のホームで、列車の到着・接近を注意喚起する機器です。設置環境に合わせて、表示するメッセージや文字の色を変更することができます。さらに、外国人利用客のために多言語表示にも対応しております。
監視カメラシステム
監視カメラは、踏切の近くに設置され、例えば、車が線路に侵入したことが原因で事故が起きた場合など、その時の状況を確認するために映像・音声を記録するシステムです。設置する環境に合わせて、画質・録画時間を設定します。
信号用器具箱
信号用器具箱は、信号機・列車接近表示器・踏切といった信号設備を動かすための機器を収容します。主に線路沿いに設置されていますが、完全屋外のため雨による腐食や落雷に耐えられる作りになっています。
道路通信
Highway Communications
高速道路の通信機器は、車に乗る人の安全を確保するために必要な設備です。事故や車の故障、無人料金所での緊急対応時に使用されています。
高速道路沿いに設置されている非常電話機やETCレーンに設置されている双方向TVインターホンが、弊社の代表的な製品です。
双方向TVインターホン
双方向TVインターホンは、無人の料金所に設置されています。車載ETCの不備により料金所のゲートバーが開かないなどのトラブル時に、ドライバーが管理室の職員と連絡を取るために使用します。この製品は、お互いの状況を画面で確認しながら通話することができるのが最大の特徴です。
非常電話機
非常電話機は、高速道路上で車の事故や故障が発生したときに、管制室の職員と連絡を取るために使用します。電話機の本体に、故障・事故・救急・火災、それぞれのボタンが付いており、ダイヤルを回すことなく、状況に合わせて即時通報できる利便性を備えています。
豊かな社会の創造に貢献することを目指して
For the Future
通信技術の革新や生活様式の変化が急速に進み、価値観が多様化する中で、弊社の在り方も日々刻々と変化してまいりました。その変化をチャンスととらえ、「新しい価値」を生み出し、お客様のご要望に応え続けることを私たちのミッションとしております。この先も、旭光通信はメーカーとしての誇りを持ち、未来永劫、交通インフラを支え続ける企業として豊かな社会の創造に貢献してまいります。